今回は仕事から離れて、卒業生とショッピング&ランチのお話です。
以前お話しした仕事仲間とも相変わらず「水沢うどん」を食べに行ったり、お花見に行ったりもしましたが、
先日、卒業生の女子と、電車で40分くらいの街のデパートへショッピング、そしてランチをしてきました。
その卒業生の女性は(現在23歳)が中学1年生くらいの頃から事務室の受付窓口に顔を出すようになり、毎日のようにおしゃべりしに来てはチャイムが鳴ると戻っていったのです。
私が勤務してきた学校では、どこの学校の時も、休み時間になると事務室へ遊びに来る生徒がいました。
だいたい、どこの学校でもそんな子がいるものですが、やはり事務室にいる人の対応によって、またおしゃべりに来るか、もう来たくないか、とか子供は敏感に感じとって判断するのだと思います。
もちろん、部屋の中に入れる訳ではなく、窓口でくだらない話をしては帰って行きます。
そんなことが縁でずっと時々会って食事などしています。
中学校卒業後も食事したりしていた生徒が何人かいましたが、今も続いているのは2人だけです。
そのうちの1人と先日、出かけて来たのでした。
私が勤務している頃は、学校に来ていたのですが退職後初めて連絡があり、1年ぶりに会うことになりました。
いつもは2~3ヶ月に一度は必ず食事をしていたので
「もう学校にいないから遠慮しているのかな、元気にしてるかな」
と、時々思い出してはいたのですが、1年ぶりの連絡にはチョット驚きました。
体調が悪く会えなかったとの事でした。
彼女は読書好きな頭の良い子なのですが、カウンセリングを受けていて精神的に落ち込んだりすると人とのコニュニケーションがうまく取れないらしいのですが、
会えなかった時期は、その状態が続いていたらしいのです。
やっと会えるようになったと連絡をしてくれたのでした。
彼女は2年くらい前から「2人で旅行に行こうよ」と言うくらい、私と出かけたがっていたのですが、私が家を空けられない為、「行けるようになったらね」と断っていました。
そんな彼女とは、いつも近くのファミレスで食事だけだったので、今回初めての電車での外出をとても喜んでくれました。
母と子以上に年齢も離れているのに私と一緒で何が楽しいのかといつも思いますが、どんな話でも、うなづきながらよく聞いてあげるからかもしれません。
こんなことをいうと差別になってしまうと怒られてしまうかもしれませんが、
事務室におしゃべりしにくる子というのは、友達がいなくて淋しい子が多いものです。
ちょっと性格の変わった子もいたりします。
そんな生徒と関わりを持つことも、学校の職員としては、あってもいいのかと思います。
もちろん仕事以外なので、その人の考え方ですが、もし学校事務職員となったあなたに生徒が近づいて来たら受け入れて欲しいと思います。
でも、私のように卒業後までとは言いませんので…。
学校事務職員でそんな人は聞いたことないので私は例外と思って下さいね。