「給与」の次にお金が発生してくる仕事は「出張旅費」と、中学校では「部活動手当」ですね。
「部活動手当」は毎月本人の申請に基づいて支給されるもので、なかなか書類を提出してくれない人は何度も催促しないとダメなので面倒ですが、特に問題ない業務です。
大変なのは「出張旅費」の方で、年間の1校あたりの金額が職員の人数によって割り当てられ、その中で1年の旅費を賄うのです。
年度の終わりに「追加旅費」として少しプラスされますが、何人か遠出の出張があったりするとそれで多額を使ってしまい、年度末頃には自分としては行きたい出張でも行けない先生がいます。
その辺りの「やりくり」も事務にかかってくる場合もあります。
出張の書類も各自書いて頂く「旅行命令簿」なる用紙があり、月毎に新しい用紙に記入してもらいます。
いつ、どこへ、何で(車か交通機関か)等を書いて頂いたものを計算し(行き先によっては難しいものもあります)各自の旅費合計を出し、その後「旅費相互確認」という会を設けます。
(3~4校の近隣小・中学校の事務職員が集合し、文字通り、お互いの書類をまちがいないか見直します)
その後、書類を管轄の教育事務所へ郵送します。
少しでも疑問点があると教育事務所から電話で問い合わせがありますが、その後旅費として各自の口座に振り込まれます。